『つまごいパノラマライン』群馬県の秘境で感じる爽快なドライブと絶景

嬬恋高原で心癒される旅!

つまごいパノラマラインは、
群馬県嬬恋村を一周する全長約35キロメートルのドライブコースで、
その名の通り壮大なパノラマ風景が広がります。

広大なキャベツ畑が連なり、その緑の絨毯が風に揺れる様子はまさに絶景。

そして、その先には浅間山の雄大な姿が見え、その美しさは訪れる人々を魅了します。

ドライブ中には、新鮮な高原野菜を購入できる直売所も点在し、
地元の恵みを五感で感じることができます。

この記事では、そんなつまごいパノラマラインの魅力を詳しくご紹介します。

一度は訪れてみたい、群馬県の秘境、つまごいパノラマラインの旅へ、どうぞお付き合いください。

つまごいパノラマラインとは?

つまごいパノラマラインは、群馬県嬬恋村を一周する全長約35キロメートルのドライブコースです。このコースは、南北2つのルートから成り立っており、それぞれ異なる風景を楽しむことができます。

北ルートは、国道144号線の田代付近から始まり、四阿山と草津白根山の山裾を走ります。このルートでは、四阿山や草津白根山の壮大な山並みと、その麓に広がる美しい自然風景を楽しむことができます。

一方、南ルートは、浅間山の北側の山裾を走るルートです。こちらのルートでは、浅間山の雄大な姿を眺めながら、広大なキャベツ畑や新鮮な高原野菜を購入できる直売所を巡ることができます。

どちらのルートも、自然豊かな風景と爽快なドライブを楽しむことができ、訪れる人々にとっては忘れられない体験となるでしょう。

つまごいパノラマライン 北ルート

つまごいパノラマラインの北ルートは、群馬県吾妻郡嬬恋村大字今井字仙之入の群馬県道59号草津嬬恋線との交差点から始まり、嬬恋村大字田代の国道144号までを結ぶ主要な村道です。

このルートは、バラギ高原や干俣地区を経由し、嬬恋村北側の高原地帯を通ります。ほとんどすべての区間が山間地を縫うように走り、信号は一切ありません。そのため、北海道を彷彿とさせる開放的な風景が広がり、ツーリングの人気スポットとなっています。

北ルートの終点は国道144号線との交差点で、ここから南側に進むと南ルートに接続します。

ただし、冬季(12月初旬 – 4月初旬)は降雪のため、バラギ高原付近から干俣地区までの一部区間を除いて閉鎖されます。そのため、訪れる際は季節を考慮に入れることが重要です。

1.門貝展望台

森林に囲まれた展望台からは、壮大な自然のパノラマが広がり、その美しさに思わず車を停めてしまうほど。まさに息をのむようなビューポイント

2.鳴尾の熊野神社大杉の神秘


つまごいパノラマラインを訪れた際には、鳴尾の熊野神社大杉も見逃せません。ここは熊野修験の霊場として知られ、岩窟や大岩が残り、かつての修行場の面影を今に伝えています。

その中でも特に注目すべきは、弘法大師が立てたと伝えられる杖から根が生え、逆さに育ったという「鳴尾の熊野神社大杉」です。その第一印象は、とにかく「でかい!」という感じ。幹の途中から出る枝が異様な形をしており、その姿からは神秘さや畏怖さすら感じられます。この大杉は「逆さスギ」とも呼ばれ、その特異な姿から多くの訪れる人々を引きつけています。

3.バラギ湖の魅力

群馬県嬬恋村に位置するバラギ湖は、日本百名山である四阿山の麓に広がる美しい湖です。標高1,400mの高原にあるため、真夏でも涼しく、特に晴れた日には湖面に空と雲が映り込み、その美しい高原風景を堪能することができます。

夏季には釣りやボートを楽しむことができ、湖畔にはキャンプ場も設けられています。湖にボートを浮かべて、四阿山の大自然を満喫するのはいかがでしょうか。また、冬季には氷上ワカサギ釣りも楽しむことができます。

そして、バラギ湖近くには「湖畔の湯」という温泉もあり、ドライブの疲れを癒すのに最適です。四季折々の風情を楽しむことができるバラギ湖は、つまごいパノラマラインを訪れた際にはぜひ立ち寄りたいスポットの一つです。

4.干俣諏訪神社の神秘とパワー

   

 
つまごいパノラマラインを訪れた際には、”ほしまた”と読む干俣諏訪神社も見逃せません。この神社は、源頼朝が狩りに来た際に一泊し、蹴鞠をしたという伝説から「鞠の宮」とも呼ばれています。

神社の境内には音無川の湧き水があり、その水は誰でも飲むことができるように飲水所が設けられています。音無川の名前の由来は、源頼朝が泊まった際に川の音がうるさいと言ったところ、音がしなくなったという伝説から来ています。

この湧水は、一見すると蛇口をひねったように大量に湧き出ており、その量と清涼感に驚かされます。その美味しさからか、犬たちもがぶ飲みするほど。この湧水は、パワースポットとして知られる干俣諏訪神社の一部であり、飲むと元気になるとも言われています。

また、この地域のミネラルウォーター「嬬恋の天然水」は、四阿山の東麓・嬬恋村干俣にあるバラギ高原の地下190m~250mから汲み上げられています。四阿山は古来「水分(みくまり)の神」と称され、その地下には関東最大の地底湖があるとも伝えられています。

干俣諏訪神社は、その豊富な湧き水と美しい自然、そして「願い事が叶う神社」という噂から、訪れる人々にとってパワースポットとなっています。

5.愛妻の丘 – 愛を叫ぶ聖地

 


つまごいパノラマラインを訪れた際には、「愛妻の丘」も見逃せません。この丘は、群馬県吾妻郡嬬恋村に位置し、「愛妻家の聖地」として知られています。

この地は、かつて農家の畑で始まった小さな催し「キャベチュー」が発祥地です。男たちが真剣に愛を叫ぶ姿が評判となり、群馬県が整備したことで「愛妻の丘」と名付けられ、現在ではドライブの名所となっています。

ここには、雄大な浅間山に向かって「愛してる」と叫ぶことができる「叫び台」や、ハグを行う「ハグ台」が設けられています。そして、毎年9月には「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ(通称、キャベチュー)」というイベントが開催されます。

この地は、「見る」観光スポットではなく、世界でも珍しい「叫ぶ」観光スポットです。雄大な浅間山に向かって、日頃妻には言えない「愛してる」を叫ぶと、まさに誰もが新婚時代にタイムスリップする奇跡の瞬間が訪れます。

広大なキャベツ畑と浅間山を望む絶景ロード「つまごいパノラマライン北ルート」の途中に位置しており、ツーリングやドライブの流れで立ち寄ることができます。この愛妻の丘は、嬬恋村を「愛妻家の聖地」として世界的に有名にした、聖地の中の聖地と言えるでしょう。

つまごいパノラマライン南ルート

つまごいパノラマライン南ルートは、群馬県吾妻郡嬬恋村大字大前の群馬県道235号大笹北軽井沢線の交点から西へ延び、長野県道・群馬県道94号東御嬬恋線と交差し、嬬恋村大字田代の国道144号に至る、嬬恋村の主要村道です。

終点の国道144号の交点は十字路になっており、国道を挟んで北側は北ルートに接続します。

このルートは、嬬恋村特産の高原キャベツが栽培される広大な畑の中を通過し、浅間山も間近に見ることが出来ます。

嬬恋村民の生活道路の一部となっているため、冬期でも除雪が行き届いており、四季を通じてドライブを楽しむことができます。

 

  

つまごいパノラマライン南ルートは、広大なキャベツ畑を縫うように進む道路で、適度な起伏とカーブが続きます。

その道すがら、壮大な浅間山の風格と、一望できるキャベツ畑、そして四阿山の穏やかな山々の風景が楽しめます。

この絶景は、ドライバーの心を癒し、旅の醍醐味を存分に味わうことができます。

  

つまごいパノラマライン観光のおすすめ宿泊施設

1.高原の静かなホテル『高原のホテル ラパン』

嬬恋村に位置する四阿山のふもとに広がるバラギ高原は、夏は緑豊かな樹木に、冬は雪景色に覆われた壮大な自然が広がっています。
その中に静かに佇む「高原のホテル ラパン」では、
独自のフレンチ料理と共に、アンティーク家具が並び、
暖炉の炎が揺らぐ落ち着いた空間で、
日常の喧騒を忘れてゆったりとした時間を過ごすことができます。

2.『高原のホテル ラパン』のご予約はこちらから


浅間連峰の絶景と、高原の緑に囲まれた『嬬恋プリンスホテル』

嬬恋プリンスホテルは、暖炉が設置された落ち着いた雰囲気のロビーでゆったりと過ごすことができます。
夕食には、ホテルのレストランでシェフが一品一品丁寧に作り上げたコースディナーをお楽しみいただけます。
また、ホテルには開放感あふれる屋根付きの温泉露天風呂があり、そこからは日本百名山に数えられる浅間山や四阿山などの美しい山並みを眺めることができます。
特に夕日が山々に落ちる時間帯の風景は、その美しさから「絶景」とも称されています。
ホテル内ではゴルフやグラスガーデン、グラウンドゴルフなどのアクティビティを楽しむことができ、軽井沢からも約1時間という立地から観光の拠点としても最適です。

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3.里山の澄んだ空気『ふる里の宿 干川旅館 花いち』

嬬恋村は、山々と湖に囲まれ、高原野菜の栽培地としても知られる自然豊かな地域です。
その中心に位置する「花いち」は、広大な田園風景の中に静かに存在します。
5つの異なるタイプの客室、豊富な効能を持つ源泉からのお風呂、そして旬の高原野菜を活かした創作料理を提供しています。
ここでは、清々しい空気を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

また、浅間山、四阿山(吾妻山)、本白根山、そしてバラキ湖に囲まれた「嬬恋村」は、上信越高原国立公園の一部を形成する標高1,000mの高原地です。
軽井沢からも近く、キャベツの栽培地としても名高いこの地域にある「ふるさとの宿 花いち」は、穏やかな田園風景の中にひっそりと佇んでいます。
ここでは、様々な趣向を凝らした客室、源泉掛け流しの「奥嬬恋の湯」、そして旬の高原野菜を用いた創作料理を楽しむことができます。
この地で、特別な里山の時間をゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

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